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本セミナーで使用する製品はPDFライブラリ群iTextの一部を構成する新製品です。最初にiTextの全体像と、各製品の位置づけを説明します。
社内では、様々な文書が作成され、ファイルサーバーや文書管理システムに保存されていきます。その増加速度は年々、加速しています。オンプレミスのストレージであれ、クラウドのストレージであれ、増加する文書を保存するために容量が加速度的に必要なります。
しかし、内容が伝わればよい文書内に、必要以上に大きなサイズの画像やフォントデータが埋め込まれていれば、それだけディスクの容量が無駄になります。
本セミナーでは、新たに発売されたiText pdfOptimizerを使い、PDFファイルを圧縮し、サイズを小さくすることでディスクを効率的に使うアイデアを紹介します。単純なファイル圧縮ではなく、PDF内のデータの圧縮や変換を行い、目的に応じた最適なPDFファイルを生成します。。
印刷に使用した高解像度のPDFがあるとします。多くの場合、色のデータはCMYKであり、かつ印刷に耐えるように高解像の画像が使われています。これをWebでの配布用にする場合を考えます。多くの場合は、写真編集ソフトや、ページレイアウトソフトで、解像度や色空間を調整して、改めて保存されることが多いと思います。その場合、複数のPDFファイルが保存されていくことになります。
pdfOptimizerを利用すると、印刷用PDFから直接Web用PDFに変換する仕組みを作ることができます。
社内でWordなどで文書を作成するとき、写真を埋め込むことがあります。社内で電子的に配布したり、低解像度のプリンターで印刷するだけであれば、何MBもあるような画像は必要ありません。しかし、実際には、このようなことが考慮されずに数MBのPDFを作成して配布してしまうことが多いと思います。
これを社内のファイルサーバーに保存していくと、必要以上に大きなファイルが大量に保存され、ディスクの容量を圧迫します。このような時にPDFファイル内の画像ファイルだけ圧縮して、保存できるような仕組みがあれば、ディスクの容量も節約でき、クラウドストレージの場合であれば、トラフィック量も節約することができます。
PDFを生成する際、他のユーザーが同じレイアウトで表示できるように、フォントデータを埋め込むことがあります。この場合、PDFファイルの作成方法により、同じフォントのデータが何度も埋め込まれることがあります。
ファイル内の重複したフォントデータは無駄であり、フォントデータを1つにすることでファイルを小さくすることが可能です。
実際に弊社で実験した結果をもとに、PDFファイルのディスクの節約量を試算してみます。
また、どのような場合に機能が活きるか、いくつかストーリーを紹介します。
iText pdfOptimizerは、ユーザーインターフェイスを持つアプリケーションではなく、Javaなどで呼び出すライブラリです。しかし、その呼び出し方は非常に簡単で、10数行のコードを書けば動き出してしまいます。
基本コードは短いですが、様々な変換条件をパラメーターやスイッチとして定義することで、様々な変換をサポートします。
ここでは、実際のコードをご覧いただき、その簡単さを実感していただきます。
・iText製品群の紹介
・社内のファイルの増大の実情
・オンデマンドの画像形式の変換による他目的利用
・画像ファイルの圧縮によるディスク容量の節約
・フォントデータ圧縮によるディスク容量の節約
・実際の圧縮効果をシミュレーションと応用例
・プログラムでの実装方法(デモ)
株式会社ヒューリンクス
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